学誠会長が第四回世界仏教フォーラム 開幕式でのご挨拶


今回のフォーラムは「同願同行、交流互鑑」をテーマとして、仏教が衆生を利益する広大な願力、現実に注目する済世の懐を表すつもりです。仏教は人類の文明交流の歴史の中で、ずっと積極的な役を演じ、掛け替えのない役割を果たしています。そして異なる世界文明の間で重要な文化の絆を結び、各国人民の友好往来と心のコミュニケーションのために架け橋を作り上げてきました。ここで、全世界の仏教徒に慈悲の知恵と中道融通の精神をもって、上向きと善向きの力を凝集するようお呼びかけします。それによって、文明の交流互鑑を促進し、人類が生存発展上に直面した普遍的問題を解決するために知恵を貢献し、人類の運命共同体を構築するために手をとって努力しましょう。

代表の皆さま、ゲストの皆さま、

今日、りっぱなお客様が座に満ちていて、仲良し友たちがたくさんお越しいただきました。我々はこの上ない喜びの気持ちで52ヶ国及び地域から千人以上の仏教代表者をお迎えさせていただきました。「行同趨同,千里相從」(行き先が同じであれば、千里を離れても付いていく」という古い諺が言った通りに、各仏門大徳、学界エリートが山紫水明の太湖浜、清浄荘厳な霊山景勝の地に集まり、第四回世界仏教フォーラムを盛大に行われ、同願同行、友情を歓談し、お互いに交流と参考し、歓喜に溢れています。この場をお借りして、私は中国仏教協会と中国仏教界を謹んで代表して、今回のフォーラムにご出席下さった代表の皆様に熱烈な歓迎の意を心よりご挨拶させていただきます。

世界仏教フォーラムは中国仏教界が世界中の仏教徒及び仏教と衆生を守るいかなる有識者のために建てた平等的、多元的、オープンで、かつ高いレベルでの対話、交流と協力のプラットフォームであります。2006年から今まで3回も成功に行われ、すでに世界仏教徒にとって三年一回の盛会になりました。フォーラムはいつも世界仏教徒の相互交流と協力を促進することに力を入れ、仏教の発展と人類福祉に関する重大な問題を深く検討し、人間の心の浄化と衆生の福祉を増進するために常に努力しています。

今回のフォーラムは「同願同行、交流互鑑」をテーマとして、仏教が衆生を利益する広大な願力、現実に注目する済世の懐を表したいです。同願同行は仏教の貴重な精神伝統でございます。正法を住持する出家僧団は修行証果、弘法利生という共同の志願を貫き、仏を師とし、法を依拠とし、戒を頼りに共住し、和同愛敬することによって、仏教七衆弟子を団結して和睦調和の団塊になり、いかなる所で同願同行の精神を堅持しながら広めていきます。今現在こそ、同願同行の精神を広めることは、世界仏教徒の知恵と力を凝集し、人類の生存発展上の難題を乗り越えるために役立つことでしょう。

現時代に目を向けてみれば、経済のグローバル化と高度発達した現代文明により、元来お互い隔絶されていた広い世界はひとつの地球村に凝縮され、連結されました。昔万裏の山、海を渡らなければ見られない異なる文明は、今は先端情報技術のおかけで「天涯は比隣の若く」(遠く離れていても隣人のようなもの)になり、文明の出会い、交流、ぶつかりと融合はますます常態化になり、人類の運命は今までない緊密に繋がるようになっています。

仏教は人類文明の交流互鑑の歴史上、ずっと自発的に積極的な役を演じ、掛け替えのない役割を果たしています。そして異なる世界文明の間で重要な文化の絆を結び、各国人民の友好往来と心のコミュニケーションのために架け橋を作り上げてきました。ここで、全世界の仏教徒に慈悲の知恵と中道融通の精神をもって、上向きと善向きの力を凝集するようをお呼びかけします。それによって、文明の交流互鑑を促進し、人類の生存発展上に直面した普遍的問題を解決するために知恵を貢献し、人類の運命共同体を構築するために手を取って努力しましょう。

まず、異なる伝統を持ち、異なる宗派に属する各国及び各地域の仏教徒の間での交流互鑑を強化すること。異なる伝統を持ち、異なる宗派に属する各国及び各地域の仏教徒は同じ菩提樹にある個々の枝みたいで、皆同じくブッダの教えから起源し、衆生に根を定着して、解脱と悟りに趣向していますが、それぞれ違う特色と輝きを光らせ、その地域や民族に属する独特の輝かしい文化成果を創造してきました。全世界の仏教三大言語に属する各国家と地域、各宗派の仏教徒は、同願同行の精神を貫き、交流互鑑と友情増進し、相互補完と協力を強化することによって、如来の仏法を継承と弘宣し、世界を荘厳し、衆生を利益するようにしましょう。

次は仏教と他宗教との対話協力を強化すること。仏教徒は中道円融の精神に基づいて、宗教の寛容と調和を提唱し、実践すべきです。それぞれの究極の配慮と根本的な信仰を尊重することを前提に、諸宗教対話を展開し、異なる諸宗教の相互理解と相互尊重を深め、公益慈善、文化芸術、環境保護、衝突解消、和解促進、和平維持などの分野において積極的に協力を推し進め展開し、宗教特有の精神感化力と社会影響力によって、人類の運命共同体の構築を促進するために積極的な役割を発揮しましょう。

三つ目は、仏教と現代科学技術文明との融合互鑑を強化すること。仏教徒は開放的、積極的な姿勢で、柔軟かつ執着のない知恵、高度の文化自信と自覚をもって、積極的に技術の発展及びその成果に関心を寄せ、新技術の吸収と応用に取り込み、仏教における弘法利生の方式をさらに革新して、豊かにすべきです。また仏教と現代科学技術の連動関係を突き込んで研究して、現代科学文明に対する仏教の融摄力を増強し、現代科学技術の発展によって生じた社会問題を積極的に応え、科学技術文明の発展と応用に精神反省と価値指導を提供すべきです。

中国仏教界は世界各国と各地域の仏弟子と一緒に、「人類の運命共同体」という偉大なビジョンに団結して、対話と検討、交流互鑑、衆生を集め、同願同行、正法を伝承し、広く衆生を潤すように、手を携えて穏やかな平和世界を構築し、多元文明が調和共存のできる明るい未来を切り開くことを念願いたします。

三宝の慈悲の光に被らせ、第四回世界仏教フォーラムが順調に円満成功できることお祈りします。

代表の皆さま、ゲストの皆様のご健勝をお祈りいたします。

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