和を以て上と為し 初心改めず

福耀ガラスグループ会社理事長 曹徳旺

尊敬するご来賓の皆様、指導者の皆様、十方善信

大吉祥!こんにちは!

福地は仏を聚め来て、処々蓮花咲き誇ります。

この度、フォーラムがわが故郷である福建省で開催されることに非常に嬉しく思っております。まず、皆様のご来訪を熱烈に歓迎し、心よりご挨拶を申し上げます。皆様方仏菩薩の善願が成就することをお祈り申し上げます。吉祥が満ち満ち、福徳と智慧が益々増しますように!

仏教は単に宗教というものだけでなく、全ての人が如何に前向きで、善向かうかを教える一つの考え方でもあります。紀元前後に中国に伝わってから、既に2000年近くの歴史があります。現在まで発展してきて、既に中国文化から切り離すことの出来ない重要な構成要素となっています。

根源に遡ってみると、中国文化が仏教を育み、少しずつ成長させ、成熟をさせてきたのです。そして仏教もその恩を受けて恩に報い、和を上とする善念と祖先の功徳を中国文化に反哺してきたのです。仏教は人類の文明の前進における路上の灯明であり、全ての人の心の闇を取り払う一条の光明です。

今日の中国仏教で、仏弟子を受け持つ者として、いくつかの考えがございますので、大会の参考にさせていただきたいと思います。

一、恒に善念を守り、初心は改めず

仏法は大法であり、正知正念の大きな智慧です。さて仏法はどこから来たのでしょう?「仏法は人間の覚を離れず」との古いことわざがあります。中国仏法は善を根本とし、和を上として、自覚的に他をさとすもので、これは中国仏教の初心の本です。華厳は「自己の安楽の為でなく、全ての人が苦しみから離れて生きるよう願う。あらゆる人々を慈母のように見做すべきなのだ……」とおっしゃいました。人々に通俗的に仏法を説くのなら、人々に回向すべきなのです。

仏弟子はすべからく利楽有情の考えを綿々と受け継ぎ、慈悲の心を抱いて、菩薩の道を行くべきなのです。

二、責任は肩に扛げ、奉献は当下にす

皆さんはよく修行とおっしゃいますが、仏弟子の修行はただちに行い、世道に奉じなければなりません。決して一個人の修行になってはならず、自分で自分の命を清くすることではないのです。更に仏門に入って両耳は窓外の事を聞かずに現実から離れることはできません。円瑛大師はかつて「国難に当たれば、和尚に責任がある」とおっしゃいました。また弘一上人は「念仏は救国を忘れず、救国は念仏を必須とする」と明言なさいました。これはなんと愛国愛教の心情でしょうか。

現代の仏弟子は末永く祖先の功徳を肝に銘じ、自主的に中華民族の偉大な復興の歴史重役を担い、自分の責任を明確にして、国の憂慮を分担すべきです。文化の自信の中にある仏教文化の自信の為に力限り貢献するのです。

国盛は則ち仏盛であり、仏盛は則ち国の恒盛であるのです。

三、交流を強化し、世界に融通す

経、律、論を仏門三蔵といいます。「論」の文化は仏教に欠かせない三大法宝の一つであることが分かります。本日フォーラムが盛大に開催されたことは、まさに論蔵文化を開くことであり、時宜に合い、潮流に従ったことなのです。

そして論文化の核心とは交流であり、交流の核心とは学習です。あなたは私に学び、私はあなたに学ぶ、このように互いに前進しようとすれば、善の知識がすぐに流通します。もちろん中国仏教は相互学習だけでなく、外に出たり、外から持ち込んだりするなどの多くの形で展開していくことができます。各種の交流のプラットホームを構築し、中国仏教は世界を理解し、世界に中国仏教を理解してもらうのです。

四、包容して合作し、命運をともにする

今日、世界は多様で、多極化した発展の態勢を現わし、太平とは言えません。如何に仏教の積極的な役割を発揮するのか、意義は重大です。いかなる文化や宗教も、独善的であったり、自分の領域を頑なに守っていたりすることが全然通じません。。中国文化の特質自体は寛容性と吸収性を兼ね備えており、中国仏教は中国の伝統文化の重要な構成要素として、その本質的属性を備えています。世界の異なる宗教、学派、進歩の人士、社会団体と交流し対話して、中国文化の偉大な魅力を充分に発揮し、全人類が善に向かって向上する智慧の力を結集し、交流と協力を強化することができるのです。

人類はもともと一家族であり、「衆生平等」の仏門祖訓でも常に我々の世界に対する態度を戒めています。中国仏教は同じ様に世界に向けて扉を開き、敬虔で平等な心で全てに応対します。

人類運命共同体の偉大な願いに感化され、全世界の人々の福祉のために中国仏教の力を貢献します。

和を心の灯とし、善を心の橋として、私達は手を取り合って進み、一致団結し、困難に立ち向かい、全人類のより素晴らしい明日の為に努力奮闘します。

ご静聴、ありがとうございました。

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