交流による鑑み合いを強め、中道円融を弘め、世界仏教の健全的な発展を推進しよう

香港仏教連合会執行副会長

香海正覚蓮社社長

香港観宗寺住職 宏 明

「世界仏教フォーラム」とは、交流と対話のプラットなのです。フォーラムの開催自体は、仏教界における反省と発展を促進する契機となり、殊勝なる現実的な意義や歴史的な価値を有するものでしょう。従って、今日の大会に出席して光栄に思いながら、世界各地からの仏教界の諸大徳や学界の諸先輩及び各界の有識者達に教えてもらうチャンスに恵まれる運びとなります。本日皆様に報告したいテーマを、「交流による鑑み合いを強め、中道円融を弘め、世界仏教の健全的な発展を推進しよう」とします。

交流による鑑み合いを強め仏教の健全的な発展を推進するには、仏教自身の建設を不断に強化しなければならないです。情報や科学技術の発展に伴い、グローバル化の歩みが加速されて、人類社会が情報時代と知能社会に入ってくることにより、仏教の発展に外在的な資源と拡張スペースを提供する同時に、直面される諸々の新たな問題を見出すことになります。よって、現状に対して深く反省しなければならないし、また将来を展望して効果的な革新をする必要があります。異なる地域や異なる言語ブロック仏教の円融と相互補完及び交流協力を促進し、その他の宗教との平等的な対話と協力求めを強めながら、世界の先進的な文化を吸収することにより、自らの教えの内包を充実します。

従って、仏教界としては前向きにチャンスを捉え、積極的に挑戦に直面すべきなのでしょう。このプロセスにおいて、理性的な対応と対処が必要となり、自らの存在した諸々の不足や限界に対して、客観的且つ適当に反省・革新をします。教団の組織と運営においては、世俗化や凡庸化及び商業化の向きを克服し、信仰の荘厳性や宗風の純潔性をよく体現・保持して、出世の情操と修行及び行いだけでなく、世間を捨てようとしないという献身的な智慧とパワーを確かに備えなければならないです。法治を掲げる開かれた社会的環境のもと、客観的に大衆と世論の公正的な監督に直面します。仏教人材の育成分野においては、叢林化した教育と学院化した教育のもと、より効果的且つ系統的なシステムを探求して、全面的に教団メンバー達の総合的な素質を高め、仏教と類似したものと仏教界内部の外道の出現を防がなければならないです。仏教事業においては、弘法・慈善・教育・文化等の他に、より広くて多元的な展開をする必要があります。民主と自由をますます重要視されているこの時代に、仏教も教義と教理を生かして、現実的な社会に指導と参考を与えることになります。

グローバリゼーションが限りない可能性や代替性のある開かれたフィールドなのです。多元的な文化の自主性ニーズのもと、世界仏教におけるそれぞれの文化的ブロックが自己管理の能力を有するほかに、更に共通点を見つけ出し相違点の残しておく態勢があり、仏教文化の多様性と相違点に正しく対処しなければならないです。異なる国家や文化的伝承の仏教界が誠意を以て付き合い、大いに交流し、互いに鑑み合い、異なる地域の仏教文化間の真なる対話を展開し、仏教の多元的且つ繁栄した新局面を切り開いていきましょう。仏教としてはグローバリゼーション下の多元的な文明価値の所在をことさらに認識することから、自らの伝統を批判的に守るだけでなく、伝統仏教の教義を理や機にかなったとおりに再解釈して、自身の文化的な伝統を再び発見・創造する同時に、勇気づけて世界の先進文化を楽しく吸収しながら、不断に自らの教義の内包を充実させたうえ豊富にして、教団組織の運営方式や手段を改善したもと完善にして、発展しつつある時代や社会に適応するのを実現して、より多くの人々の真実な求めに答えられるようにする必要があります。また、仏教界はいま世界に認められている宗教間の対話と協力を展開し、素直に付き合い、相互の相違点を尊重し、互いに習い鑑み、共に経験を分かち合うことにより、社会の進歩と人類の福祉のためにそれぞれの智慧とパワーを貢献していきましょう。

仏教の中道円融という理念を発揚することから、社会の安定・調和及び世界の安全・平和を促進しよう。グローバリゼーションという趨勢は、人類にとって存在した諸々の社会的な問題を真に解決し難いことなのです。マクロ的な視点から見れば、私たちは人口の増長、経済の転換、生態のアンバランス、資源の枯渇、道徳のダウン、貧富の大いなる格差、権力の配分、ナショナリズム、人種差別、テロリズム、婦人の権益、カルトや戦争及び新技術(例えばクロンやインターネットなど)によりもたらされてきた一列の諸問題に直面していくことなのです。人間は社会の主体で、人類自身が問題の起こった場合、社会的問題ももたらされてくるのでしょう。したがって、社会的問題を解決するには、まず人類自身の問題を、特に人々の精神的な心理や道徳倫理など問題を解決すべきです。グローバルの多元的な文化の影響に及ぼされたもと、伝統的な価値体系の崩壊されるまでの恐れがあることから、多元的で雑多且つ新たな価値観がついに現れるようになります。いろんな形で現れて煩雑且つ多元的で日増しに混雑してきた現実世界に対して、人々はかえって段々に孤独になり、人と人・人と自然及び人と社会の間にはますます疎外して理性に欠けるようになります。現代人は普遍的な価値を見出し難く、生命の意義や心の安らぎを身につけ難く、特に人生を指導し生命的境地の核心的な価値を欠如することから、内在的に道徳の喪失、表建てに物欲への無制限的な追求に追い込まれ、社会的秩序の混乱や世界情勢の不安を引き起こされるようになります。したがって、ただ技術の発展と情報の普及のみでは、人類の進歩や幸福だけでなく、社会の調和や世界の平和も保障できないでしょう。「人々は宗教のために存在するわけでないが、宗教はかえって人々のために存在するわけなのだ」。仏教としては、勿論これらの問題に対応して、正確な認識や解決のルールを提供して、宗教とした社会的責任を果たさなければならない。

仏教としては、文明的な涵養や内心の浄化に注目して、人間性の自覚と完善に取り組みます。人類の生活に提唱した価値・基準・指導した原則としては、完璧かつ実用的でありながら科学的で効果的な道徳倫理体系しか持たなく、人々に正道を伝授し、困惑を解消し、現代文明下の精神的な指導と因果関係に基づいた人類の理性的な実践のために役割を果たさなければならないです。教義の巨大なる仏教哲学思想体系においては、豊富な生命的自覚や知恵の働きの叡智を有するのみならず、人類道徳の向上・精神的な展開・心の浄化・情操の醸成・人類社会の調和な秩序作り・世界の恒久な平和の擁護のために大きな影響と深遠なる意義を持ちます。仏教文化の洗練されてきたタイムレスな真理などは、私たち仏教者が不断に深く探求してイノベーション的な解釈をしていくに値するわけなのです。

交流によっての鑑み合いは実践であれば、方法やプロセスでもあります。中道円融とは理念であれば、精神や帰趨でもあります。世界仏教の健全的で持続可能な発展を成し遂げるには、私たちがよく情勢を冷静的に分析・思考して、人々の知恵を絞り、解決のルールを見出し、進展の計を求めます。世界仏教者同士らは、知恵・慈悲・調和・平和という永久的な理念に則り、将来的ビジョン・開かれた思惟・戦略的な意思決定を持つべきです。今までのものを受け継ぎながら着実に切り開いて、グローバル時代における宗教的使命や社会的責任を果たし、仏教の自らの発展と人類社会の明るい未来のためにより積極的に貢献していきましょう。

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