第四回世界仏教フォーラム宣言

2015年10月24――25日に、われわれ――世界52か国及び地域の仏教代表者1000名余りが中国江蘇省無錫に集まり、第四回世界仏教フォーラムを盛大に開催いたしました。この二日間に、われわれは「同行同願・交流互鑑」というテーマをめぐって、仏教が平和・文明・ボランティア・僧侶団体の建設・仏教の宣伝及び若手仏教徒との関係について幅広く検討を行い、お互いに理念や経験を話し合うかたわら、考え方を交換し、経験を共有して、合意を達成したという積極的な効果を挙げました。

衆生はお互いに頼りであり、人類の共生は縁起によるものです。世界文明の多様化、異なる宗教の調和、それに相互の交流や参照を通して、それぞれの美を見せ、共に明かりをともしてはじめて、世界の持続的な発展と共栄が実現できるのです。仏陀が仏教を創立して二千六百年以来、歴代の高徳が懸命に布教し衆生を救うという偉大な悲願をもって、命より導を重視し、はるばるとして仏教を求めて、仏陀の慈悲の光を世界いたるところに照らすことを通して、世界中に異なる文明の融合のために重要な文化の絆を繋いで、各国人民の友好往来と心のコミュニケーションのために架け橋を作り上げてきました。

そのため、われわらは次のように提唱いたします。

第一、各国及び各地域の仏教徒の交流と理解を深め、仏教を基にする友情を増進して、世界中の仏教徒の団結合作を促進すること。

第二、各言語の仏教経典の比較研究と翻訳を進め、共に仏教経典及びその思想の現代的解釈と宣伝を推進すること。

第三、各国と各地域の仏教界の僧侶団体の建設とその組織・制度面での交流を増進し、お互いの文化伝統・歴史的起源及び貴重な経験を深めて、僧侶団体の穏やかでプラス的なな雰囲気と法の力を維持すること。

第四、各国及び各地域の仏教教育領域の交流を深め、お互いに留学生や学者を派遣して、特に仏教大学の合作と教師の交流や教育資源と研究成果の共用を進めて、仏教文化遺産の継承と発揚を広めること。

第五、各国及び各地域の仏教宣伝の経験の交流を深め、共に情報時代とグローバルにおける適用な仏教弘法の方法を探究して、仏教の教えを世界中に広めること。

第六、各国及び各地域の仏教界がチャリティ領域での交流と合作を進め、国際と地域間の救済、民生公益及び環境保護を推進する。また、善や布施・慈悲救世という仏教精神を広めて、衆生の福祉を増進して、人間浄土を創造すること。

第七、各国及び各地域の若手仏教徒の連携を推進し、その責任感と使命感を強めて、若手仏教徒が国際的な修行や国際弘法の人材になるために良い環境を作ることによって、仏教の伝統を継承して、明るい未来を切り開くこと。

第八、仏教が他の宗教との対話と合作を推進し、宗教の寛容を提唱して、お互いの理解と尊重を深めると同時に、仏教が他の宗教と共にチャリティ・文化芸術・環境保護・衝突の解消・和解の促進及び平和の維持などの領域での合作を展開して、人類の運命共同体の建設のために役割を果たすこと。

第九、仏教が現代技術文明との融合を進め、技術発展の新しい成果を生かして、仏教弘法の方法や手段を豊かにする。同時に、現代技術の発達による社会問題に対応して、人類文明の進歩のために精神的な糧を提供すること。

われわれは、誠に世界中の仏教徒が「慈悲喜捨」の精神をもって、先賢の偉大な悲願を継承して、善の力を集めることを高くお呼びかけします。それによって、文明の交流互鑑を促進し、人類生存発展の面する世界的な問題解決に知恵を貢献して、人類の運命共同体の創造に手をとって努力しましょう。

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