中韓日三国仏教界の「黄金のきずな」を織り広げ、人類運命共同体構築を後押し ---第22回中韓日仏教友好交流会議珠海で開催

中央统战部副部长、国家宗教事务局局长王作安氏があいさつ

中国仏教代表団団長、中国仏教協会副会長の演覚法師があいさつ

中国仏教協会副会長で同協会チベット分会会長、班禅の額爾徳尼・確吉傑布氏があいさつ

中国仏教代表団が経文を読誦し祈願

韓国仏教宗団協議会の円行会長があいさつ

日本仏教代表団団長は理事長武覚超の連れで経文を読誦し祈願

金秋の十月を迎えた中国広東省珠海市で30日、第22回中韓日仏教友好交流会議が開催された。三国仏教界の間における深い友情の象徴である「黄金のきなざ」は会議でも光を輝きていた。300人余りの出席者が「仏教と人類運命共同体構築」をテーマに交流と討論を行い、共通認識を高め、善縁を結んだ。

中国共産党中央統一戦線工作部副部長で国家宗教事務局局長の王作安氏はあいさつで、中国国家主席習近平氏が天下を以て己の任と為すため、革新的に「人類運命共同体の構築」思想を提起し、恒久的に平和で、普遍的に安全で、共同に繁栄し、開放的・包摂的な、清く美しい世界を建設しようとお後押しされている。「人類運命共同体の構築」思想は人類が社会共同価値を追うことを反映し、各国人民が美しい世界への期待に応え、世界の発展や人類の未来に方向性を示すと述べた。また、3カ国の仏教界が慈悲と平等、和合の精神を守り、今後も鑑真や金喬覚、空海などの先哲が開いた英知の道を精進してほしいと表明。3カ国の仏教界の先達らが共に築き上げた「黄金のきずな」を織り広げ、伝統的友誼を積み上げることで、3カ国の人民の世代にわたる友好を促し、地域の平和と安寧を守り、人類運命共同体の共同構築に知恵と力で貢献することを期待したいとも述べた。

中国仏教協会の元会長、故趙朴初氏は中韓日三国仏教教界の親密なる関係を「黄金のきずな」と喩えた。25年前、中国仏教協会の趙朴初会長は初めて中国、韓国、日本三国仏教の「黄金の絆」という構想を提出し「三国人民や仏教徒は遠い昔から悠々たる且つ深厚な縁故をもっている。地理的環境では、われわれ三国は隣国であり、文化風俗では、われわれは同じ源に属し、宗教信仰では、われわれは同じ法脈を持っています。数多くの絆でわれわれを結びつけて、切り離せられないのです。その多くの絆の中で、ある絆は最も長い歴史を持ち、いまでも輝いているのはわれわれの共同の信仰―仏教であります・。それに適切な名をつけると「黄金の絆」となります。」と述べ た。この論点は三国の仏教界から一致たる賛成と支持をもらった。1995年5月22日、第1回「中国韓国日本仏教友好交流会議」が北京にて開かれ、その後、韓国ソウルでも、日本東京でも行われたが、現在まですでに21回を行われました。

光陰は矢のごとし。30日に開催された世界平和法会と会議の開幕式で、三国仏教の代表者の方々は再び先賢が構築して貫いた信念を銘記し、大切な歴史記憶を辿り、そして、「黄金のきずな」が新時代における明るい未来を展望した。

中国仏教代表団団長、中国仏教協会副会長の演覚法師はあいさつで、千年にわたり引き続いてきた「黄金のきずな」は三国人民の伝統友情を維持または発展する重要手段とし、戦争の痛みを癒すこと、国交正常化を強固すること、世代の友好往来を推進すること、また世界の平和安定を維持することに特殊な役を果たせると述べた。それに、中国仏教界は韓国と日本の仏教界と手を携え、肩を並べ、3カ国の仏教先賢の崇高な精神にならって仏教の慈悲、知恵、平等、中道、円融及び利他的な精神を発揚し、三国の文化交流と民心の通い合いを促し、東アジアの平和安定を共同に維持していきたいと強調した。また、人類運命共同体の構築と、平和が長く続き安全が行き渡り、共に繁栄し開放的かつ包摂的で、清浄で美しい世界を築くために絶えず新たな貢献をしていく考えを示した。

中韓日仏教友好交流会議の開催地―珠海普陀寺には、色とりどりの仏教教旗がはためき、喜ばしい雰囲気があふれていた。梵音に伴い、三国仏教界の仏教徒が自らの言語で経文を読誦し、社会の調和、人類の幸福及び世界の平和を祈願した。

中国仏教協会副会長で同協会チベット分会会長、班禅の額爾徳尼・確吉傑布氏は、仏陀の真な追随者は必ず真理の追究者であり、生老病死規律の探求者や衆生の苦痛に同情心を持つ慈悲者でもあるという考えを示した。そして、仏教は慈悲と平和、衆生平等、生命畏敬をうたい、万物の相互依存と一方に偏らない中道精神を主張していると説明。生命のあるものすべては苦楽を共にする運命共同体であるとの考えを示し、3カ国の仏教界が「黄金の紐帯」を用いて人々に希望の光を灯し、平和の種をまくことを願うと述べた。

 
中韓日仏教書画展の開幕式   展覧会現場

4世紀ごろ、仏教が中国から朝鮮半島に伝播され、その後日本にも伝われたため、三国の仏教は同じ流れをくみ、法縁が深い。韓国仏教宗団協議会の円行会長はあいさつで中韓日三国の仏教法脈伝承を追憶し、韓国、中国、日本は東アジアの中心であり、歴史の長い文明共同体を共有することを述べた。三国のの人民はそれぞれの喜怒哀楽を味わったが、仏教の慈悲と包容力を持っているから、中韓日3カ国の仏教界は東アジア地域の和合と共生、人類運命共同体の構築に共に力を尽くさなければならないと指摘した。

日本仏教代表団団長、日本の日中韓国際仏教交流協議会の武覚超理事長は祈願文をもって日本仏教界からの祝福を伝え、3カ国の友好往来、法灯不滅、衆生安寧を祈願した。

同会議を何回出席した中国仏教代表の一人、中国仏教協会副会長明生法師は、近年中国側の首席代表とし、基調発言で歴史は人心の足跡であり、平和は人類の期待、さらに歴史発展の無上境界であると強調した。「合うときは強く、孤なるときはすなわち」の通り、仏教法縁一致の教理や自利利他の教義を引き続き、新しい情勢の下で「黄金のきずな」の地位と役割を固め、人類運命共同体を構築しなければならないと指摘した。

人類運命共同体思想が提出された直後、仏教界から共鳴と賛嘆を招致した。今回会議のテーマとして出席者の熱烈な支持も獲得した。出席者の方々は仏教の教義から語句を引用して議論の根拠にし、いかにして人類運命共同体の構築の中で独特な役割を果たすと検討し、大切な使命を担った。

 
演覚法師の書法作品   班禅の額爾徳尼・確吉傑布氏の書法作品「黄金紐帯(黄金のきずな)」と宋月珠長老の書法作品

今回の会議は多彩なものである。中国仏教協会と主催方の広東省仏教教界、珠海普陀寺が中韓日3カ国で行った会議写真展、書画展及び「六祖頌」の演奏会も企画した。

仏教界の有識者のほか、広東省委員会常任委員、中国共産党中央統一戦線工作部部長黄寧生氏と珠海市委員会書記、市人民代表大会常務委員会主任郭永航氏などの幹部も第22回中韓日仏教友好交流会議に出席された。

中国仏教協会ホームページより

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